スローなライフにしてくれ…
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公判 被告人質問



2度目の公判が行なわれました。傍聴席はいっぱいで入場制限があったほど。早めに
到着したので、傍聴することができました。
向かう電車の中では、村上春樹氏のエルサレム賞受賞時のスピーチ(和訳)を読みました。

「壁と卵」

「高く堅牢な壁と、そこにぶつかれば壊れてしまう卵があるなら、私は常に卵の側に立とう」

ええ、どんなに壁が正しくとも。どんなに卵が間違っていようとも、私は卵の側に立ちます。
何が正しく、何が誤りかということは、誰か他の人に判断してもらいましょう。
時間や歴史が証明してくれるかも知れません。
しかし、いかなる理由があるにせよ、もし壁の側に立って書く小説家がいるとすれば、そんな
作品にどれほどの価値があるでしょう。
 この壁と卵の比喩の意味とはなんでしょう。それはごく単純で明らかです。
爆撃機や戦車、ロケット弾、白リン弾は高い壁です。卵は押しつぶされ、熱に焼かれ、銃
で撃たれた非武装の一般市民たちです。これが比喩の一つの意味であり、真実です。

しかし、これがすべてではありません。
そこにはより深い意味が含まれています。こんなふうに考えてください。私たちは多かれ少なかれ
卵なのです。掛け替えのない大切な魂が、もろい殻に入れられている卵
――― それが私たちなのです。 


たまたま、電車用で今日はこれを選んだのだけれど、ひどく感動しながら法廷に向かった。


たとえば、コウちゃんが歩道を渡っていなかったからと言って、それを他人に責められることは
私はぜったい許さないし、たとえばそれを車という凶器で轢いて死に至らしめた人間が許さ
れるわけもない。例え過失であっても、謝罪や哀悼の意は示されて当たり前のことだ。
人間ならばぜったい。
私は声高に言ってるわけでもない、被害者やその関係者が泣き言も哀しみも怒りも表せない
こんな風潮はおかしい。被害者として、当然の声をあげているだけ。

私はふと最近考える。遺族の気持ちや、友人の気持ちや、すべて置いて、コウちゃんの気持ち
になったとしたら、と。
仕方ないよ。殺されても。と私には言えない。子どもを育てていかなければならないし、仕事も
軌道にのってきたりだとか、これから、どんなに楽しいことも、苦しいことも、でも生きているんだ
というささやかな当然の日々の営みも一瞬にして奪われて、被告のあの態度にはどこでどう自
分の気持ちに折り合いをつけろというのか。
私が被害者なら、残されたもののためにも、負けないで声をあげてほしいと天国からきっと言う
んじゃないかと。
どう、あがいても死んだものは帰ってこないことぐらい知っている。だからこそ、せめてその気持ちに
寄り添う心からの謝罪がもういまは欲しいだけだ。

検事さんから尋問があったのだけれど、それはもう二転、三転の惨憺たる供述。
法廷速度の60kmだと供述を翻しての主張。その根拠を問われると、全体の車の流れにのって
いたからだと言う。でも、青山通りは夜中になると飛ばす車両が多く、80kmくらいはゆうに出して
いるのだそう。全体の車の流れとしては80kmのほうが近いのではないかとする警察の主張に、
一時は同意した矛盾を問われると、今度はまわりには車がいなかったと主張。

裁判官の尋問の介入があり、被害者をはねたと思われる場所を地図で指し示してくださいとの指示。
それには、覚えてないと強行に主張。にも関わらず、コウちゃんのはねられたと思われる場所は横断
歩道と、歩道橋(陸橋)の間あたりだとみられているのですが、被告は歩道橋のほうに近かった
と主張。
検事さんや裁判官のかたも、質問以外に答える必要はないと、今回も何度も注意を促したほど。

弁護人ってなんだろう、失礼だけれどあの弁護士は被告の弁護をしているとは到底思えない。
むしろ、心証を悪くし悪あがきの加担と悪い入れ知恵をしてひっかき回しているだけ。
被告と弁護人の主張の裏には反省というより、責任転嫁しか見えて来ず、本当に悲しくなるものでした。

いまは被告を責める気持ちにもなれず、ただただ早く認めて結審をして欲しいと思います。

前方に人影が見えなかったからと主張しようが被告が正しいわけでもなく、気が散漫になっていた
わけですから前方不注意です。
また、轢いた前後にブレーキ痕もいっさいなく、数十mもコウちゃんを跳ね飛ばした後、躊躇もせず
逃走しています。その後の入念な、執拗とも言える隠蔽工作には同情の余地もありません。

こちらは、死人に口なしなのです。誰もコウちゃんのそのときの行動は見ていないのです。
弁護することも、かばうことも、違う!と糾弾することもできないのですから。
早く真実を語り、いたずらに公判を長引かせ、徒労に終え、私たちの気持ちを逆撫でするのではなく
死に至らしめたことは事実なのですから、被告にも過失があって当然なわけで、なにかコウちゃんが
すべて悪くて、取り調べた刑事さんに誘導されてと、自分は何も悪くないかのような誠意のない
言葉を滔々と聴かされている身にもなって欲しいと思うのは当然の叫びではないでしょうか。

次回は冒頭陳述。

せめて、潔くその事実を認め、悔悟のときを過ごして欲しいと思います。


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初公判



昨日は友人 故 高林浩二さんのひき逃げ事件の被告人の初公判が東京地裁で行なわれ
ました。
ご遺族の方々や友人たちと傍聴をしてきました。
弟さんの持っていったコウちゃんの遺影は、あまり高く掲げないで欲しいとの指示があった
そうで、でもコウちゃんには見届けていて欲しかったし、死人に口なし。。。といったことだけ
はないよう、事実を真摯に被告には語って欲しいと祈る思いで臨みました。

まず驚いたのは、公判の傍聴は初めてではないのですが東京地裁にはあふれかえるよう
な人…人…人…。
それぞれが、それぞれの思いでここに出向いているのでしょうが、こんなにも世の中には裁き
を受ける人に事欠かないということ。
私たちのように愛する人を奪われたひと、人生を奪われたひと、深い悲しみを抱えた人々で
ひしめきあっているようでした。
地裁の前では何かを訴えてシュプレヒコールを繰り返すひと…
世の中の不合理に声にならない声をあげるひとびとに小さく「がんばれ!!」と心の声をかけず
にはいられませんでした。



被告人の身上は特段、根っからの凶悪犯ということでもなく。そりゃ、生まれながらにしての犯罪
者なんていないのだけれど…。
九州地方出身で離婚歴ありの51歳の男。駐車違反だとか、小さな交通違反はあったものの、
あんな無慈悲な事故さえ起こさなければ普通に人生を送っていたのでしょう。
こんなことを申し上げたら、ご遺族には申し訳ないような思いですし、コウちゃんのお母さま、弟
さん、パートナーのみよちゃん、みんなみんなお優しい素敵なご家族で大好きなのですが、私た
ち友人は、少し色眼鏡を外した(そこが難しいのですが)中立とまではいかないにしろ、被告人
の心情にも少し寄り添うというのか、悲しみという感情のフィルターを外して冷静に聞き入れよう
とつとめたつもりでした。

・・・・・・・・・・が、被告人は裁判をひっくり返しました。
この期に及んで、自己保身に走る姿は情けないを通り越し、、、怒りに震えました。

事実認定の段に入り、調書を読み上げると弁護側から不同意の声。
調書というのは警察が証拠集めをし、実況見分をし、被告の供述をえて始めて調書というかたち
になるはずです。そこには被告の間違いないという証である指印も押されているはず。
立派な供述の証拠です。
今さら、速度80kmだったという供述に(それでも少なく見積もってるように思えます。)
間違いがあるとの弁護人の弁論。
私はあほなので、実は80km以上出していた。と白状するんだな。。。なんてはからずも考えて
しまったほど。
法定速度内だったと、供述の80kmは間違いで実はそれ以下だったと法廷では主張。
もうこの先この人が何を言っても信じるまいと心を閉ざされてしまいました。

また、前方に人影が見えたとする赤坂警察署の実況見分にも不同意を示し、人影は見えなかった
と弁護側は反論。その2点は争う構えを見せました。

裁判官からは途中、弁護側がたしなめられる場面も・・・
主張を翻すなら、取調べと実況見分をした刑事さんたちを証人出廷して証言してもらう必要があると。

そこから先は、同意を得たにしても聞くに堪えない、証拠隠滅と逃げと自己保身ばかり。
コウちゃんを跳ねたとする1番最初に当たった証拠とされる、バンパーやフロントガラスはすべて
被告によって切り取られ、裁断され、江東区と江戸川区のごみ集積所に棄ててしまったとのこと。
車体番号は削り取るだとか、事故後廃車同然になった車をトラックに載せて後輩に2万円で運ん
でもらったこと。事故車だと一目見て判ったと証言しているにも関わらず、まさか人身事故だとは
思わず、隠ぺい工作に加担してしまったことなど。不可思議な証言調書が続く。
被告人質問は次回なので書けないこともあるけれど、本当に頭に血が上ってしまう・・・
 
解剖の結果、コウちゃんは即死だったという検視結果が述べられ、その鬱屈した雰囲気の中にも
たったひとつだけ、息が深く吸える場面…。
苦しまずにすんだこと、お母さんもそれだけが救いだと…。

確かにこれから進む公判、100歩譲って、被告の思いはどれだけ刑罰が軽く済むかというところに
執心してしまうのは致し方ないの?となると、命まで奪われた被害者やその遺族の悲しみや思
いは軽減されることなんて永遠にありえない。被告の厳罰を求めて臨むわけではない、本当の
思いは真実を知り、被害者に対して遺族に対して本当に申し訳ないという気持ちを感じ取りたい、
生きる権利を無残に奪われたコウちゃんの尊厳を尊重して欲しい、できることならコウちゃんを
返してほしい、そんな心情に少しでも寄り添って欲しいだけ。

昨日の公判は、遺族や友人のそんなささやかな心情を逆撫でするものでしかあり得ませんでした。


お母さんやみよちゃん、コウちゃんの職場の仲間の調書を検察が読み上げたときは、涙があふれて
しまいました。
素直に本当に素直に、「生きていてくれたら。。。」と大切な人を想う当たり前の思い。
お母さんはとってもお痩せになっていました。
寝食も忘れるほどの深い悲しみは想像に難くありません。最近は少し食べれるようになってきたのよ。
と話す笑顔がとっても神々しくて。
母の深い優しさと強さに私のほうが勇気をもらったぐらい・・・


現在、未決という立場で拘置されている被告人。起訴され接見禁止もとれています。
公判が始まり、遺族や関係者と法廷で顔を会わせる前に、お詫びの何かしら文書、弁護士を
通して口頭でもなにかアクションは起こせたのではないかと容易に想像できます。
が、いまだ口をつぐんだまま。傍聴席を一瞥もせず、むろん一礼もなく退廷していきました。

私も息子がいるけれど、もし同じように彼らを失って、被告に逃げたことだけは認めるが、法定
速度内で走ってたと主張され、証拠の車を隠滅のために解体され、自首もせず、その後普段と
変わりない様子で暮らしていたと聞かされ、法廷で顔を合わせても頭ひとつ下げず、謝罪の言葉
もなく、損害賠償にも応じない。となったら、「被告も怖かったのよね、刑罰も軽く済みたいわよね、
いいのよ、全部許すわ。」とは到底言えないと思います。
私もただの人間です。平静すら装えないと思います。
それでも、私は許すわとおっしゃる方がいたら私にその心情を伝授してください。
 

地裁の地下には喫茶室があって、熟練(?)ウェイターさんが、「ここのドリアはおいしいと人気
ですよ!食べてごらんなさい」と声をかけてくださった。少し張り詰めていた空気が和んだ。
きっと色んな思いを抱えた人々が日々食事に来ている、そんな人間模様を垣間見ているのか、   
何気ない言葉が温かかった。

コウちゃんの思い出話、デザインした洋服やアクセが雑誌に現在続々掲載されている様子
なんかを聞いて別れた。
メンズnonnoの6月号の小栗旬さんの衣装はコウちゃんが手がけたもの。最近、テリー伊藤さんが
テレビで多用しているジャケットもコウちゃんのデザインのもの。ほんとに天才だった!! 
今から・・・という時だったのにほんとに惜しい。


そうそう、9条世界会議の美穂さんもコウちゃんのデザインをとっても気に入ってくれ、姪っ子ちゃん 
にプレゼントのためお買い上げくださった!
 
↓ めっちゃかわゆい♪♪♪ ↓
Mihos nieces2
t us take care of the future!! (←これはコウちゃんのメッセージ) 
うんうん!きみたちに未来は任せるよ!だからせめて素敵な未来が託せるように、これからも
がんばるよ!!生きている限り。。。


次回の被告人質問・・・せめて、私たちが少しでも哀しみが癒える言葉を期待して。。。

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「アースデイ東京2009」出展のお知らせ



アースデイ東京2009では「発信する子どもたち&リトルパワープロジェクト」
「JIM-NET」「9条世界会議」「ACE」 「永山エコクラブ」 の5団体がブースをシェアして出展します。

その名も「9ピースof peace」!!
それは平和というパズルをつくるための9つのかけら。それは大切にしたいもの、
これから解決しなくてはならないもの。私たちは世界が憧れる平和憲法9条のある国に
生きているから…
「9ピースof peace」は9つのpeaceの提案です!!

永山エコクラブでは・・・

☆町田リトルトリーさんの9パン!

☆メッセージTの販売!
昨年末ひき逃げ事故で亡くなった友人高林浩二さん(ワコマリア:デザイナー)デザイン 
DSC05723.jpg
↑コウちゃんがまるでこの日のためにデザインしたかのよう。EARTHが色抜きに。

☆肥田舜太郎先生と齋藤紀さん共訳の「アヒンサー」紹介!

☆多摩へのエコ・ツーリズム〜持続可能なまち多摩へようこそ〜

永山エコクラブがお世話になっている、そして遊びのフィールドである永山駅前雑木林
「さえずりの森」「よみがえれ大栗川」 「乞田川のがさがさ探検隊」「連光寺ホタル」など
の活動紹介も行ないます!

☆「メッセージリボンアクションto辺野古」にご参加ください!

NO! BASE!  

ピースリボン
↑このリボンにメッセージを書いて。。。
あなたのeco&peaceなメッセージを沖縄に届けましょう!!

 yei!!みなさま会場でお待ちしています!!

earth day 2009
9ピースof peace

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